年末年始を利用して英国旅行に行ってきました。
ウィンブルドンにはずっと行きたいと思ってはいたものの、今まで仕事もあるし無理かとも思っていたのですが、Madridに行った時に、テニス観戦ついでにReal Madridのスタジアムツアーに行った事をきっかけに考えが変わった。スタジアムツアーだけでも十分に楽しめるという事を知ることが出来たので。もちろん、実際の試合を見られると一番いいんでしょうけれども、スタジアムツアーも行くだけでも十分な感動が味わえるし、それだけの歴史に触れる事が出来るので、試合は無くても気にならなかった。
元々、私自身も、テニスやサッカーが好きなスポーツではありますが、スタジアムとかの建物や雰囲気に目が行ってしまう事があるし、特に海外のスポーツにはファンの反応を含めた日本とは違う文化的な部分に惹かれることも多かった。
だからウィンブルドンもオフィシャルを調べてみて、案の定、スタジアムツアーがある事を知った時には、行けるなら、別に開催時期で無くてもよいかもしれないと思うようにもなり、また、個人的な事ですが、半年から1年後にはもしかしたら住んでる場所も仕事も変わっているかもしれない事情もあり、行けるタイミングの今回の年末年始を利用して英国へ行きました。英国のロックも大好きで、他にも行きたい場所は一杯あったし。そして、何より、日本の観光客にとっては円高は、英国へ行くには本当に助かった。
とりあえず、テニス関係で訪れた所(Wimbledon,The O2)を早速UPしたいと思います。(長いです)
12/29
関空→フランクフルト空港経由→ロンドン着 のルート。
フランクフルトは1時間半程度でしたが、その間にドイツの雑誌を物色。サッカーファンにはお馴染みのキッカー誌ありました。前広島で現ケルン所属の槙野選手の特集は当然なく、他は全く興味無いので買わなかったけど(爆)テニス雑誌を見つける事ができましたので、早速購入。ATPマスターズカップの直後という事もあり、ロジャーが表紙。
英国に到着した後にも、英国のテニス雑誌は購入。こちらもロジャーのATPファイナル特集がトップ。ロンドンに到着した時には、PM5:00ぐらいでしたけど、真っ暗でしたので、観光もあまりする気分的な余裕もなくホテルへ。合計14時間ぐらいのフライトはさすがに疲れる。海外で活躍するスポーツ選手って本当にタフだし、もっとリスペクトされるべきだとこういう時にふと思いますね。
12/30
ウィンブルドンへ。
一応、午前中は定番の観光。ウェストミンスター駅で降りて、ビッグベンに感動、その後、ウェストミンスターアビー行きました。んで、午後に予約していたのでそれまでにとりあえずウィンブルドンへ。Wimbledon駅よりもSouthfields駅の方が近いという事なので、そこで降りた。
ビッグベンにいた時はただの曇りだったのですが、駅着いたらさっそく小雨。ああ、やはりそうなのかと多少落胆したものの、ウィンブルドンで傘を指せるのも悪い経験ではないと思うので、ポジティブに考えながらウィンブルドンを目指した。
10分ぐらい歩いたら、見えてきたよー、No.1コート。見えてきたら小走りしちゃって、雨も忘れるぐらいの喜びでした。そして入口の門を通ったら、目の前にはCentre Court。コートカバーがされるのかされないのか気になりつつ、とりあえずツアーの時間まで時間あったので、敷地内のカフェへ。
定番のイチゴとミルクのあれは季節が違うのでなかったので残念でしたが、とりあえず一息できた。
その後、受付して、先にウィンブルドンミュージアムへ。
フレッドペリー、ロッドレーバー、ナブラチロワ、グラフ、ボルグ、マック、ベッカー、エドバーグ、サンプラス、イバニセビッチらのウェアやラケットが展示されているミュージアム。もちろん、ロジャーのウェアも展示されていました。
そして、いよいよツアーが始りました。参加者は30人ぐらい。ガイドのおばちゃんが説明されていましたけど、ガイドのおばちゃんもウィンブルドンのクラブメンバーではないとのこと。優勝しなきゃ、メンバーになれないからねー。厳しい(汗)
まず、いきなりNo.1コートへ。観客も選手もいない訳で当然沈みかえっていますが、ここに入って漸くウィンブルドンに来た事を本当に実感できたというか。芝がきれいだったー。コートカバーされていなくてホッとしたというか。ここで選手のプレーが見れると本当に最高の雰囲気なんだろうなーと容易に想像出来ました。選手との距離も近いので、どこの席からでもすごく臨場感あるスタジアムなんだろうなーと思います。
次にヘンマン・ヒルへ。冬なのであまり解放感は無いけど、ここも一度来たかった場所なのでやっぱりうれしい。雨だったので、芝生に寝っ転がれなかったけど。
そして、世界最長試合が行われたNO.13を通って、関係者ルームへ案内されることになりました。ここは一般の人はツアーでしか入れないところなので、その価値があるというか。
インタビュールームに案内されて、皆記念写真を撮っていたので、私もパチリと撮って頂きました。これは本当に記念になりました。ついつい準備してたRFキャップを被って(笑)
そして、いよいよセンターコートへ。No.1コートとも違う、独特の雰囲気でございました。
ツアーは2時間程度。最後にグッズを買って出た頃にはすっかり雨でしたけど、ツアー中は、どうにか小雨程度で持ちこたえてくれてよかった。恐らく、毎回多くのツアーで雨が降ってて、いつもこんな感じなんでしょうけど、これもまた趣があって良いかなーと思いました。
グッズは、ロジャーが表紙になっていた1877-2005までのWBチャンピオンを紹介した本、折りたたみ傘、レインコート、ロジャーのポスター(サーブ)、タオル、テディベアです。WBの雨グッズは欠かせないですね(笑)
ということで、ウィンブルドンのスタジアムツアーは終了。テニスファンは開催の期間でなくても、もしロンドンに行く機会があるのであれば、スタジアムツアーに行って損は無しです。
そして、次も、テニス会場へ行ってきたので紹介。ATPファイナルが行われたO2アリーナにも行きました。
ちなみに、12/31はマンチェスターユナイテッドの試合観戦にマンチェスターへ、1/1はロンドンのロックの名所へ、1/2はリバプールへビートルズ観光、そして最終日の1/3ヒースロー空港での成田への便が夕方だったので、午前中を利用してO2アリーナに行きました。
The O2はロンドンの東側に位置し、地下鉄のNorthGreenwich駅から上がってすぐのところにある複合施設で、テニスも行われたアリーナもその中にあるんですけど、今回はロンドンの東側までゆっくり行く時間もないかなーとも思って行く予定にもしていなかったのですが、どうにか時間が作ってThe O2へ行くことにしました。
きっかけは、このThe O2の中で、「British Music Experience」という50's~現在までの英国ポップミュージックの展示イベントが開催されている事を知ったからなんですけど(笑)たまたま1/1にロンドン・ビクトリア駅でチラシを見てイベントを知ったのですが、本当にラッキーでした。
行ってみたら本当に近代的な複合施設で、レストランやカフェなども揃っていました。ATPファイナルがあれほど素晴らしい演出できるのも納得。これから、この会場で行われるコンサートのDVDなどでも、その演出は際立つのではないかとも思えました。アリーナには入れませんでしたが、BMEは面白かったし、行って良かった。
向かう途中で年代順のアーティスト紹介なんかもやっていて、Bay City Rollersなんかもヒューチャーされていました(笑)
ATPファイナルのボールパーソンの大きなポスターがありました。実に良いですね。
また絶対にロンドンに行きたいと思いました。天気とか食事とかはあまり気にならないぐらいの魅力。ロジャーがロンドンで見れたら本当に最高だろうなーと思いました。もしWBでロジャーが見れる幸運な方がおられたら、ぜひ堪能して下さい。
WB、オリンピックでのロジャーの活躍を祈願!